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今日は開店休業状態。

天気や曜日、近くの工事に催し物…

ちょっとしたコンディションの違いで、一日の流れは随分変わる。

 

朝からしとしと降り続くこんな雨の日は、人出も少ないので、お客さんとの長話が楽しい。

 

ギターを担いで、出番待ちの間によく立ち寄ってくれる40代後半のミュージシャン。今日は時々一緒に演奏するという、福岡県出身のお仲間を連れて来てくれた。

「こいつはさぁ、僕が間違えても、そっちに即興で合わせくれて、いつも上手くいく。そのセンスが絶妙なんだよ。言っとくけど、誰とでも出来るわけじゃないからな。一緒に演れるのは本当に嬉しいよ」

隣で黙って微笑む、まだ若そうなお連れさん。

 

彼はいつもはバーやレストランで歌っていて、時間が空くと飛び込みで演奏したりすることもあるらしい。

 

「前に一度サウジアラビアから来ているっていうお客さんに、僕だけのために歌ってくれ、っていきなり5千円渡されたこともあったよ。あの時はびっくりしたなぁ。あなた個人の専属シンガーにして下さいって言いかけたよ」

アハハ、そう思っちゃう気持ち分かる。

 

「あっそうだ。もうすぐ○○さんのバックで弾くから、もしかしたら俺テレビに映るかもよ」

 

毎回新しいエピソードに、興味津々で付き合う。

その日暮しみたいに大変な事もたくさんあるみたいだけど、彼のしわがれた声はいつもリズミカル。

 

テレビに映っているところ、観たいなぁ。

 

 

さぁ、

私は私の仕事。

濡れて消えかかっている看板、とりあえず書き直さないと。