「DADAレーベル」を応援する!!
まったく、ASKAさんにはわくわくさせられっぱなしだ。
5月6日
ここにきて、キャリア組、そして若いアーティストから、
「DADAレーベルで、リリースさせて欲しい。」
と、いうお話を、たくさんいただきます。
現在、纏まりかけているお話もあります。
「DADA」は、レコード会社ではありませんので、そのリリースしたアーティストから、利益を得るという会社ではありません。
アーティスト、ひとりひとりが「個人商店」です。
この意味に早く気がついて欲しいと思っています。
「DADA」は、共同体です。
「DADAレーベル」 - aska_burnishstone’s diary
こういった「個人商店」が「DADAレーベル」に集まってきたら…、
商店主 (アーティスト) にとっても、客 (聴き手) にとっても、とっても幸せなことではないか!!
ASKAさんが「DADAレーベル」で、これまで以上に自由にその才能を発揮して「やりたいことをやる、やりたいように」を叶えていく。
それだけでも相当喜ばしいことだけど、志を同じくする真のアーティストたちで「共同体」を成す。
「個人商店」が一軒で孤軍奮闘するよりも、商店街のような「共同体」であることで、より強く魅力的な光を放つようになるだろう。
5月2日
音楽業界は「権利ビジネス」という名に侵され、本来、楽曲を製作したアーティストに還元されるべきものまで、他が侵食してます。今、本来の形に戻さねば、やがてアーティスト (ミュージシャン) は居なくなるでしょう。
5回、やり直しました。 - aska_burnishstone’s diary
業界のことは詳しく分からなくても、「やがてアーティストは居なくなる」という一文は、そ、それは困る、という危機感を私たち聴き手側にも持たせた。
アーティストが居なくなるということは、心に響く素晴らしい音楽が生まれなくなるということ。
音楽のない人生なんて…。
かねてから、ASKAさんが危機感を抱いていたことが (少なくとも1991年には、ミュージシャンの著作権を守らなくてはいけない、とラジオで発言している)、去年「DADAレーベル」を立ち上げたことによって、具体的な対策を取れるようになったということだろうか。
言われているように、「著作者の権利は著作者にある」べきで、権利ビジネスに侵されることなく、できるだけ多く楽曲を制作したアーティストに還元されるべきだ。
もちろん聴き手にとっても、本来アーティストが表現したいものを追求して欲しいし、それを聴きたいんだ、という願いはある。
著作権の問題は著作隣接権も含めて、作品毎にケースも違い複雑なので、ASKAさんの事情もなんとなくしか私には分からない。
だけど、『Too many people』は、発売、配信されているにも関わらず、過去のASKAさんやCHAGE and ASKAの CDやDVDが今世の中に出回っていないことも、そういった権利をレコード会社、事務所が持っていることが原因だろう。
その会社のコンプライアンスに引っかかるということで、販売停止状態なのだから。
そのために、昔リリースされたCDは、買いたくても買えない、聴きたくても聴けない、という現状なのではないか。執行猶予期間明けになるのだろうか、とにかく各社の判断が、音楽を純粋に聴きたい人に沿ったものであることを願うばかりだ。
そもそも、ASKAさんが罪を犯したからといって、その作品が販売停止になるというのは意味が分からなかった。
作品を聴く自由すら奪われるのは、理不尽なことに思える。
聴き手は、メジャーレコード会社のレーベル所属のアーティストの中から選んで聴かなければならない、そんな窮屈ささえ覚える。
音楽業界だけに限らず、受け取り手の嗜好はプロモーションに操られている部分が大きい。
仕掛けられた流行にのり、アーティストもその仕掛けに選ばれた一部の人だけが日の目を見る。
そして、例え彼らの創った楽曲が広く知られたとしても、楽曲の権利は創った本人のものではない。
おかしくない?と思うけど、それが今までの常識で、アーティストはその分製造や流通、プロモーションなどは所属レコード会社、レーベル、事務所に任せていられたのだけど、引き換えに作品に関する自由は奪われる。
「DADAレーベル」はそういった、
社会における「通常の概念」や「つまらない常識」に身の丈を合わせることなく、全てを自由の基に、そして発想の基に生きてゆくという思想です。
去年、お話したこと。 - aska_burnishstone’s diary
として、歩き始めたということなのではないだろうか。
新しいことをやる時は、必ず行く手を阻まれる。
『700番 第一巻』の「はじめに」にも詳しく書いてあるが、そこを勇気を持って踏み出して初めて、革新、創造が生まれる。
また、インターネットが普及した現代では、個人発信のハードルが、ぐっと下がっていることは大きな強みだ。
ASKAさんのブログでの情報、YouTubeでのMV、これらインターネット上の発表だけが、今回のアルバム『Too many people』のプロモーションと言えばプロモーションになる。
ASKAさんはファンも多く、知名度が高いことが手伝ったには違いないけど、新しいファンもどんどん増えているのは、インターネットという媒体を通して情報を得、音楽を聴けたことが大きいだろう。
ASKAさんがリリースにおいて全責任を負うといった「DADAレーベル」を立ち上げたと知った時、なるほどそういうことだったか、という思いと同時に、それって具体的には?という疑問も少なからずあった。
それがだんだん形として見えてきた今、ASKAさんの強い信念とその行動力にさらに期待が高まる。
YouTube の説明文にも明記してある、
この楽曲の、全ての権利は「burnish stone」「DADAレーベル」にあります。
とは、ASKAさんにとって、アーティストにとって、とても重要な意味を持つ。
不可能と思われていたことを可能にしていく、アーティストにとっても、聴き手にとっても、希望いっぱいの「DADAレーベル」
『Too many people』のリリースで、品番表記「DDLB-0001」と記念すべき第一歩を踏み出した。
誇らしく、愛おしい、
その歩みを、全力で応援したい。