『音楽と人』ありがとう!!!
これほど、恭しく一冊の雑誌を手に取ったことがあっただろうか。
ASKAさんにインタビューをした金光裕史さんのツイートから、金光さんの想いが伝わり、楽しみにしていた発売日。
明日は「音楽と人」4月号の発売日!!! - dyko’s diary
実際雑誌を目の前にすると、『音楽と人』の雑誌作りにかける真摯な姿勢までが伝わってくる。
手を綺麗に洗ってから、背筋を正してページをめくった。
どんなことが書かれてあるのだろう、とちょっとドキドキしながら。
だけど、この最初のページの最後の一文を読んで、もう先を読めなくなってしまった。
涙に視界がぼやけてしょうがない。
「ASKAの音楽に救われ、人生の一部になってしまった人たちに、そして心無い一連の報道に傷ついた人たちに、このインタビューを贈ります。」
今までなおざりにしていた自分の心の動き。
第三者の愛のある視点で言われて初めて、この「人たち」の中に自分は入っている、と気付いた。
心のこもったこの一文に、胸がいっぱいになった。
ASKAさんが一人で語るよりも、インタビューという形の方が伝わることがある。
「音楽」「本」「テレビ」「雑誌」
この時期にいろいろな角度から、ASKAさんの想いを伝えることは、ASKAさんの真意がより広く、深く理解されるために大切なこと。
ASKAさんは誠実だ。そして自分に忠実。
そのブレない姿勢は、同じく誠実で心のある人々を通すと、こんなにも真っ直ぐ心に届く記事になる。
音楽雑誌のプロの方からしてみれば、当たり前のことを当たり前にしただけ、というところだろうけど、
まだコンプライアンスの壁も少なからずある状況で、真っ先にASKAさんの音楽活動、新しいアルバム、そして人間性に注目してくれた事が、何よりも嬉しい。
また、客観的な目線の的確な質問で、今までASKAさんの言動を見てきて私が感じていた、そのままのASKAさんの姿を伝えて下さっていた。
どの質問も、答えが聞けて、そして形になって良かった、と思えるものだった。
編集長の金光さんの「やっぱりヒューマニティとか、人の根っこにある愛と愛情。そういうのをちゃんと切っていけるような雑誌にしようって。」(2015年の石井恵梨子氏のインタビューより) という言葉のとおり、『音楽と人』は、アーティストの人間力を強く伝えるコンセプトの音楽雑誌。
ASKAさんの人間味、気持ちを汲み取り、それを伝える。その金光さんの「人間力」こそが、こういった記事を成り立たせる、と感じた。
インタビューの内容については、まだ発売されたばかりなので、今ここに書くのは控えたい。
ただ、
インタビュー、及び執筆をされた、
雑誌『音楽と人』編集長
金光裕史さん、
丁寧なお仕事、
そして心温まる贈り物、
どうもありがとうございました。
お礼の気持ちだけはどうしても伝えたい。
そう思わずにいられない、素晴らしい内容だった。