ASKA『 X1』
これには、まいった。
2曲目は1月24日前後発表、
ということだったので、その辺りに合わせて心身を整えていくつもりでいた。
大げさなと思われるかもしれないが、
待ち遠しいを通り越して、今までに味わったことのない熱い感情の波に日々翻弄され、未だ戸惑っている者としては、
こういう不意打ちに思いっきり動揺するのです。
嬉しい動揺だけどね。
待ちきれないASKAさんの
「じゃぁ、今度はこれ聴いて !」
という声が聞こえてきそう。
早く聴いてもらいたかった。
早く聴きたかった。
ASKAさんが早くブログにアップしようと、リンクを間違えて貼ったり、貼り直したり、歌詞を写し間違えたりと、なんかバタバタっとしていたところが、ライブみたいでまたいい。
学校でいいことがあって、目を輝かせて走って帰ってくる。靴を脱ぐのもそこそこに「ねぇ、聞いて聞いて」と息も切れぎれに、順序もバラバラにしゃべりはじめる。
そんな少年みたい。
ASKAブログの醍醐味も感じた。
今日(1月20日)はアルバム発売のお知らせを、お知らせの文字だけを、時間ができれば眺めていた。
アルバムの予約もできた。
それだけで十分過ぎるほど満足な一日。
思いがけない2曲目発表のお知らせに、
速攻でリンク先を押したい指をぐっと抑えつけて、
とりあえず、掃除を始めた。
高鳴る鼓動を心地よく感じるまで、あれこれ片付けをする。
それから、
曲名を見たときは、「かけるイチ」と読んでいた。
どこまでも一人ぼっちという意味だと思った。孤独がテーマかな、と。
「クロスワン」ね。
X1の人に向けた歌って新鮮だ。
離婚した人も、別れてしまった人も、
そうでない人も、
頑張っているのは見てるよ、大丈夫、君は素敵だよ。
って、エールを送ってもらえる。
さわやかなミディアムテンポ。
深く孤独と向かい合う歌なのか、との想像を良い意味で裏切ってくれた。
はっきりと分かる、元気の出る言葉がいい。
この歌を聴いていると、
応援してもらってる気持ちになる。
例え取るに足らないちっちゃな努力でも、頑張ってるね、って言ってもらってるような…。
そのままでいい。
頑張ってるから。
そんな優しさが嬉しい歌。