ASKAソロ『黄昏を待たずに』(2/12) 配信スタート!
1986年、チャゲ&飛鳥でリリースされた『黄昏を待たずに』
カップルでのドライブにぴったりな、爽快感溢れるこの曲をASKAさんがソロとしてリメイク♪
これはCDアルバム『Black&White』の初回盤先行予約特典だったので、すでに聴いた人も多いだろうけど、
配信でアルバムを購入した人や、遅れてCDを手に入れた人たちなど、まだ聴けていなかった人たちにとっては嬉しい「Weare」からの配信!
これはみんなが聴けるといいなぁ、と思った、あの時の感想と共に…。
2017年9月15日
歌入れの作業は朝まで続きました。
それをリリースしたのは約30年前ですからね。
「次のカーブが来たなら キスをくれないか」
いやもう、照れるわけです。
さて、コーラスワークはどうしょうかと。
C&Aでの良さを残しながら、今の楽曲にしなくてはならない。
ただ、高い声はあの頃より出ますから、
爽やかでも肉厚のあるハーモニーをつけました。
今のASKAさんはどう歌うんだろう、
わくわく想像しながら、まずは改めてオリジナルを聴く。そうやって曲にぐっと気持ちを寄せてから、いよいよ新しい『黄昏を待たずに』へ。
あ、れぇ?こんなだったっけ!?
あまりの変わりように一瞬戸惑うも、そこにすかさず、来た、来た!これ、このメロディー ♪
ASKAさんの声がすごく近く、艶やか!
ちょっとテンポを落として大人になった『黄昏を待たずに』は、ASKAさんの声をいっぱいに感じられる。藤山祥太さんのハーモニー、ハードルが非常に高いところだけど、違った色が重ねられ、それもなかなか良い。
「僕の心の色になれ ha ooh~ 黄昏待たずに I love you ~ha ooh」
最後のリフレイン、好きだなぁ。
新しいアレンジ、好きだな、いいな、とってもいい!歌っているところが観たい!
嬉しくなって連続して聴いていると、当時のASKAさんの顔と今のASKAさんの顔が交互に浮かんできて、ちょっぴりじんとくるものがあった。
オリジナルがリリースされた1986年は、他に『モーニングムーン』『Count Down』『指環が泣いた』となんと4曲も!驚きのペースでシングルが発表されている。
当時、TVで観た二人のパフォーマンスは、中学生の私にとってかなりの衝撃だった。
何も分かっていないながらも、いっぱいに溢れるエネルギー、新しい音楽スタイルを感じ、強く惹き込まれたのを覚えている。
リメイクは、往々にしてオリジナルには勝てません。
それは、勝てないのではなく、聴かれたリスナーの中に、
思い出が詰まっているからです。
でも、作り手としては楽しいのですよ。
「聴き手も楽しい」
そうなるよう、やってみますね。
もちろん、楽しい!
それに聴き手として、こんな贅沢なことはない。
今と明日は、昨日があるから。
以前の思い出はそのままに、新しい時間も重ねられる。
こんなふうにASKAさんの過去の曲と過ごせる今に、喜びしかない。
「今、僕が歌うならば」
これを大切にしたいのです。
「今、ASKAさんはどう歌うだろう」
そこをやっぱり聴きたい。
そして、今後もこのコンセプトは続けていく、そんなASKAさんの想いには大賛成だ。
次の曲は何だろう?
どう生まれ変わる?
思いっきり楽しみにしたい。
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