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ASKA new album を聴く。09. 「元気か自分」

ASKA Music ASKA C&Aの歌と重なる想い

まるで、大人向けの絵本のよう。

 

幼い頃行きたかった雲の上に散歩に行ってみた。

この曲を聴いていると、そんなフワフワとした夢の世界にいるような気分になる。

時々流れるピアノの音色が、天使の足音みたい。

 

前曲「と、いう話さ」から、ガラッと場面が変わり、ASKAさんの声も軽やかに、瑞々しく変化する。ふんだんなASKAさんのハーモニーが美しい。

 

 

「スニーカー」「夢」「星屑」「小舟」「煙突」「パレット」「おもちゃ」などなど、カラフルな単語がいっぱい散りばめられていて、聴いているうちにウキウキして、歌って踊りたくなる。

 

 

そのウキウキなメロディーにのって軽やかに歌われる歌詞は、よく聴くととっても大人向け。

ピリリッと辛口な現実を、淋しさを、ワクワクする響きの言葉が包んでいる。

 

 

8月25日

今日は、記念日ですね。 お祝いしてくれて、どうもありがとう。 いま、作業が終わりました。 タイトルは、 「元気か自分」です。イイ歌が録れました。おやすみます。

8月25日 - aska_burnishstone’s diary

 

この日は なんて斬新なタイトル!と驚いた。

ちょっとぶっきらぼうにも聞こえる「元気か自分」。

これが一体どうやって音にのるのか、

どんな歌詞なのか、

ちょっとロックっぽい感じかな、と想像していた。

 

 

 10月28日

社会の風は、2年後に吹き止むでしょうか。 きっと、そうはならないでしょう。 「今を強く生きる」 「元気か自分」 やはり、これなのだと思います。

1通のメール - aska_burnishstone’s diary

この日のこの文章でやっと、

あ、こんな風に使う言葉なんだ、と思い至った。

 

どうにもならない厳しい状況で、

落ち込みそうになる自分を、

ちょっと強めに励ます、そんな時。

 

「元気か自分」!って言ってみるのはいい。

 

 

「光が濃いと 影だって濃い」

 

その関係に意識を向けるだけで、

なるほど、と腑に落ちることも多い。

 

「毒入りのジュースは鮮やかな色さ」

 

そう、とても魅力的なものには大きな危険も伴う。

 

そして、

誰の中にもある光と影も、

その濃度は同じ。

 

影だけを抱えているわけじゃない、

光もその分濃いんだ。

そう思うと、濃い影に押しつぶされることもない。

自分の闇から抜け出すのも、

人の闇を認めることも、

そんなに難しくないことのように思える。

 

 

光と影をうまく調和するための呪文が、

「おはよう おかえりなさい 元気か自分」

夜から朝へ、闇から光へ。

 

その二つがあって一つ。

丸ごと自分を愛して、

胸を張って生きようよ。

 

そんなメッセージが伝わってくる。

 

絵本の中に出てきそうな一つ一つの言葉が、

その奥にある深い優しさが、

弾むメロディーにのって届く。

 

 

 

「インスタントな気持ち

    胸を彩る パレットのナイフで

    すべてを塗りつぶしてみる  ララ♪」

 

そこからまず一歩踏み出してみる。

 

「またいつものところで 幸せしましょう」

 

幸せに感じる場所へ自分を連れてってあげよう。

(ライブ会場だったら最高!)

 

「言葉じゃなく歌を歌おう 歩きながら」

 

ほら、明るい気持ちに近づいていく。

 

 

「元気か自分」

 

頑張れ自分より、ずっとずっと優しい言葉。