『音楽と人』ありがとう!!!

これほど、恭しく一冊の雑誌を手に取ったことがあっただろうか。

 

ASKAさんにインタビューをした金光裕史さんのツイートから、金光さんの想いが伝わり、楽しみにしていた発売日。

 

明日は「音楽と人」4月号の発売日!!! - dyko’s diary

 

 

実際雑誌を目の前にすると、『音楽と人』の雑誌作りにかける真摯な姿勢までが伝わってくる。

手を綺麗に洗ってから、背筋を正してページをめくった。

 

どんなことが書かれてあるのだろう、とちょっとドキドキしながら。

 

f:id:dyko:20170306204241j:image

 

だけど、この最初のページの最後の一文を読んで、もう先を読めなくなってしまった。

涙に視界がぼやけてしょうがない。

 

「ASKAの音楽に救われ、人生の一部になってしまった人たちに、そして心無い一連の報道に傷ついた人たちに、このインタビューを贈ります。」

 

今までなおざりにしていた自分の心の動き。

第三者の愛のある視点で言われて初めて、この「人たち」の中に自分は入っている、と気付いた。

 

心のこもったこの一文に、胸がいっぱいになった。

 

 

ASKAさんが一人で語るよりも、インタビューという形の方が伝わることがある。

 

「音楽」「本」「テレビ」「雑誌」

この時期にいろいろな角度から、ASKAさんの想いを伝えることは、ASKAさんの真意がより広く、深く理解されるために大切なこと。

 

ASKAさんは誠実だ。そして自分に忠実。

そのブレない姿勢は、同じく誠実で心のある人々を通すと、こんなにも真っ直ぐ心に届く記事になる。

 

 

音楽雑誌のプロの方からしてみれば、当たり前のことを当たり前にしただけ、というところだろうけど、

まだコンプライアンスの壁も少なからずある状況で、真っ先にASKAさんの音楽活動、新しいアルバム、そして人間性に注目してくれた事が、何よりも嬉しい。

 

また、客観的な目線の的確な質問で、今までASKAさんの言動を見てきて私が感じていた、そのままのASKAさんの姿を伝えて下さっていた。

どの質問も、答えが聞けて、そして形になって良かった、と思えるものだった。

 

編集長の金光さんの「やっぱりヒューマニティとか、人の根っこにある愛と愛情。そういうのをちゃんと切っていけるような雑誌にしようって。」(2015年の石井恵梨子氏のインタビューより) という言葉のとおり、『音楽と人』は、アーティストの人間力を強く伝えるコンセプトの音楽雑誌。

ASKAさんの人間味、気持ちを汲み取り、それを伝える。その金光さんの「人間力」こそが、こういった記事を成り立たせる、と感じた。

 

インタビューの内容については、まだ発売されたばかりなので、今ここに書くのは控えたい。

 

 

ただ、

 

 

インタビュー、及び執筆をされた、
雑誌『音楽と人』編集長

 

金光裕史さん、

 

 

丁寧なお仕事、
そして心温まる贈り物、

 

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

 

お礼の気持ちだけはどうしても伝えたい。

そう思わずにいられない、素晴らしい内容だった。