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ASKA new album を聴く。08.「と、いう話さ」

ASKA Music ASKA C&Aの歌と重なる想い

このアルバムの曲の繋がりでは「Too many people」から、「と、いう話さ」へ移り変わる時が一番ゾクゾクする。

 

張り詰めていた緊張感を、

「と、いう話さ」とオチをつけたかのように、打ち破ってくるロックサウンド。

 

ASKAさんのロック魂は生きている!

 

アルバム「kicks」が、ASKAさんのソロアルバムの中で一番好きなので、もう言いようもない興奮に包まれる。

 

ブログ内で曲名を聴いた時には、ミディアムテンポのポップな曲をイメージしていた。

 

それが、

 

1月21日

「アップテンポの曲はないのか?」と、いうようなコメントがありましたが、もちろんあります。

特に「と、いう話さ」は、Kicksの中の「Now」の世界です。

 もちろん、あります。 - aska_burnishstone’s diary

 

と告げられて、この曲への期待はMAXに膨らんだ。

挑むような雄々しい眼差しのジャケット写真が同時にUPされたこともあって、アルバムの完成度へのASKAさんの自信が窺えたこの日。

私の中のハードルはまた一段高くなってしまった。

 

「Now」

RockなASKAさんの音楽が好きで、もっとこういうテイストが増えるといい、その願いがドンピシャリ。

しかもここ最近はアルバム『kicks』を聴くことが多かっただけに、それを超えてくる作品じゃないと、ちょっと消化不良をおこしてしまう。

期待し過ぎて大丈夫か、ちょっと落ち着いた方がいいのでは、と自分に言い聞かせていた。

 

だけどそんな不安はイントロであっさり吹き飛んだ。左から右から襲ってくるかのようなインパクトある入りに注意を惹き付けられていると、北欧かアイルランド辺りの伝統音楽を想像させる(私だけか?)シンセのメロディー、続いてパンチの効いたドラム。

 

うわぁっ、イイ!   かっこ、イイ~!!

 

歌い出しの

やや厭世的な雰囲気を漂わせた低音の声に痺れ、

 

サビのソウルフルな歌声に鳥肌が立った。

 

この低音と高音のギャップがたまらない。

 

鋭い音が身体を突き抜けていく。

 

細かいことは考えずに、ひたすら音に声に浸りたい。

 

と、酔いしれていたけど、

 

音と共に届く、比喩表現や韻を踏む歌詞がまた意味深でうならされる。

 

ASKA技がビシッときまっている。

 

 

「どんな大きな鳥にだって 想像よりは高く飛べない」

「どんな小さな虫にだって 想像よりは小さくなれない」

 

最も印象に残った、

「紙が風に飛ばされぬよう

    小石を乗せつづける夢を見た」

 

 

情景が浮かび、

その夢を見る心理を想う。

 

薄らぐことのない曲の余韻は、

アウトロのピアノの音色でさらに盛り上がり、最後の最後までドキドキは続く。

 

すぐまた聴きたくなるほどやみつきになる。

 

 

少しズルくて弱い心を吠えるような、

「と、いう話さ」

 

私にとっては、

「Now」はもちろん、

これも大好きな「higher ground」 にも匹敵する、

 

呆気にとられながら聴き惚れてしまう一曲。