ASKAさんの笑顔 !!!!!
こ、これを待っていたー!!!
ASKAさん、ASKAバンドの皆さん(澤近さん、古川さん、鈴川さん、江口さん、荻原さん)の、
笑顔
が、嬉しーーーーーーーーーーーいっ!!!
そこは倉庫でした。 - aska_burnishstone’s diary
これは、
夢
じゃないよね。
画像を拡大しようとするけど、手が震える。
やっと大画面にしたのに、涙でぼやけてよく見えない。
嬉しい、嬉し過ぎる。
ずっとずっと見たかった。
もうこのショットは、
永久保存版!!!
雰囲気が楽しそうで、リラックスしていて、温かくって、イイなぁ。
最高!!!
涙で曇ってぼんやりとしか見えないけど、笑顔のASKAさんが着ている黒のトレンチコートは、「YAH YAH YAH 」を思い起こさせる。
この「作品」では、ボタン全開で向かい風が吹いているに違いない!
まさか、まさか。
でも想像したら、ゾクゾクッ、
ひゃーっと悲鳴をあげてしまった。
落ち着かなくって、スマホを見つめながら、部屋の中をぐるぐる歩き回る。
澤近泰輔さんもすかさずツイートしてくれていた!!!
ん?
なんか写真が届いた音がしたぞ!
https://twitter.com/36ebony52ivory/status/855466719980146688?s=09
みんなの喜びのコメントが、あちこちできらきら弾けている。
頭の中ではもう、
ASKAさんが「ライブ」で歌っている。
そこは倉庫でした。
という、そこでいつか、
「全世界(同時)ライブ生配信」も実現して欲しい。
とにかく、25、26日あたりにあるという報告をドキドキ、楽しみに待っています。
どんな「作品」なんだろう。
あの笑顔で、あと数ヶ月は十分幸せに生きていけそうなのに、約3日後って。
ねぇ、
心はどうやって準備したらいいの?
なんて幸せな悩みなんだ。
仲間と音楽をできることが、
嬉しくて嬉しくて仕方ない。
こんな笑顔を見ることができるなんて。
本当に、本当に、幸せだ。
ありがとう。
ASKAさんの本『700番 第一巻』を読んで。
発売から約一ヶ月。
ASKAさんの『700番 第一巻』を、やっと最初から最後まで通して読むことができた。
3月に出版されたと同時に、加筆修正部分を中心にざっと目を通してはいたけど、その後はなかなかじっくりと向き合うことができなかった。
理由として、
2016年1月にWeb上にブログ版『700番』が公開されてから7月にASKAさんのブログが始まるまで、いや始まってからも、何度も読み返していたということ。
2月22日に発売された New アルバム『Too many people』に、すっかり心と時間を奪われていたということ。
3月は、ASKAさんがたくさんブログを更新してくれ、気持ちが「今」を向いていたということ。
などが挙げられるけど、
一番大きかったのは、以前読んだ時の心の重苦しさが、1行読む毎、1ページめくる毎に蘇ってきて、自分の自覚していた以上の痛みを感じたことだと思う。
何が起こっていたのか、ASKAさんはどんな思いだったのか、今何を思うのか。
例え辛い現実を知ることになっても、ASKAさんが公表する意志を持っている以上、読みたい、理解したいとはずっと思っていたことだった。
※『700番』に関する想いを綴った過去ブログ。興味のある方は緑色のタイトルをクリックしてどうぞ。
1月3日
ASKAさんの 本『700番』の出版について想うこと。 - dyko’s diary
1月19日
ASKAさんの本『700番 第二巻/第三巻』発売前に想うこと。 - dyko’s diary
2月20日
ASKAさんの本『700番 第二巻/第三巻』を読む前に考えたこと。 - dyko’s diary
2月21日
メディアによる報道、特にASKAさんの件に関しては、信頼に足る情報ではないことは分かっていたけど、
私にとってはASKAさんの綴るASKAさんの真実の方が、ある意味、重く心に響いた。
「デタラメでしょ」とあしらう訳にいかない紛れもないASKAさんの真実は、
雑誌記者が考えたストーリーとは全く別の、複雑で深刻な側面を抱えていた。
その後、アルバムの制作過程や、ASKAさんの様子を直にブログで知るうちに、
『700番 第一巻』の内容の重さは、徐々に軽くなってきてはいた。
ただ、
昨年11月の逮捕、不起訴の経緯、
『700番 第二巻/第三巻』の出版を経て、
もともとの使命がより分かりやすくなった上に、新たな使命も背負ったように思えた。
読了してしまうと、
ブログ版『700番』を読んだ時とは、印象が大きく変わって心に残った。
事実の重さに負けない、ASKAさんの強さがまず、
「はじめに」と、それに続く散文詩「本の中で」から伝わってくる。
その上で、よくぞここまでと思うほど誠実で、細かい状況、心理描写。
ちょっとした勘違い、偶然の出会い、人を思う優しさが、次々とASKAさんを底なし沼へ誘うかのように、絡まってきたのだということがよく分かった。
ASKAさんも書いているように、全ては繋がっていて、どれも切り離すことはできない。
厳然たる事実に裏打ちされた、ASKAさんの真実は、確実に説得力を増していた。
それは、
7月から始まったブログ、
2月に出版された『700番 第二巻/第三巻』、
アルバム『Too many people』、
ASKAさんの今、
全て通して見てみることで、
さらにはっきりとした景色となって届く。
ASKAさんの通った道は、稀有な側面もある一方で、実は似たようなことは私たちのごく身近にも起こり得る。
そういったことから、
- 覚せい剤、MDMAなどの違法薬物
- 逮捕、起訴、不起訴、そして冤罪
- メディアの有り様、あり方、受け取り方
- ネット社会での問題、盗聴盗撮、のっとりやストーカー行為
などを、一人一人がひとつひとつの事柄を固定観念や偏見を捨て、調べたり掘り下げて考え、理解を深めることも、この本の役割の一つであるように思う。
そして、
ASKAさんが「はじめに」で、
この本を【作品】と位置付けている、
とするその意味は、
伝えたいものがはっきりある、
ということなのではないだろうか。
3月22日
楽曲は「何が言いたいか」「何を表現したいか」「何を、どう伝えたいか」・・・。
それだけです。
作品と呼べるものは、たとえ種類が違っても、表現したいことは同じです。
(中略)
明日を見据えた人間は、本当に強い。
明日を糧に明日を見る。
作品とは、そうありたいものです。
ただ今、熊本から帰って参りました。 - aska_burnishstone’s diary
『700番』は全巻を通して、ASKAさんの「作品」なのだ。
続きとして、『700番 第四巻』が書かれる日も来るかもしれないという思いもあるけど、それは是非とも解決を含んだ内容であって欲しい。
時として自分の力だけでは動かせない「結果」は受け入れないといけないけど、その結果に至る「過程」にこそ、その人らしさ、真の姿が表れる。
過程は注目されることもなく、見せないようにすれば見えないけど、
晒さなければならない運命だったかのような、ASKAさんの「過程」を知れば知るほど、ASKAさんとASKAさんの「作品」の偉大さに気付かされる。
私はこの『700番』が、その真の価値を広く認知されるのには、もう少し時間がかかると思っている。
それでも、ASKAさんが人々の心に音楽を届け続けることが、やはり一番説得力のある姿でもあり、大きな希望だ。
明日を見据えているASKAさんに
必ず陽は昇る。
ASKAさんのブログ更新が嬉しすぎる!!!
2週間ぶりのASKAさんのブログ更新に、
心臓がドキドキ。
あー、びっくりした。
最終エントリーが、
「行って参ります。」
という言葉で締めくくられていたこと、
4月からは忙しくなるということを伝えてくれていたこともあり、
ASKAさんがいつか帰ってくるのを前提に、
桜を愛でたり、アルバムの歌を歌ったり、
ゆったり落ち着いた気持ちで待っていられた。
願わくはASKAさんのやりたいように、望むように、コトが進んでいますように、
と念じながら。
ところが、
更新を2分後に見つけたときには、
ひゃぁっと飛び上がって、危うくスマホを落っことしそうになる慌てっぷり。
実際は、全然落ち着いていなかった(笑)。
そして、
そして、
気になる内容は、
今、メンバーが帰りました。 - aska_burnishstone’s diary
短い中に、
いいね、いいね、いいね、
がぎゅっと詰まっているではないか!
なにより、
毎日が音楽です。
充実しています。
という言葉。
嬉しいなぁ。
こんなに嬉しいことはない。
ASKAさんがこう言う、
その「凄さ」は、
想像すらできないほどだろう。
ASKAさんの本気。
ASKAさんの情熱。
その熱が伝わってきて、身体が火照ってくる。
その上、4月下旬の半ばあたりに見られるという「作品」。
とーっても気になる。
確か『Too many people』が13曲のシングルっていうことからの構想だったよね。
下旬半ばって、
4月24~26日ぐらいってこと?
って、も、もうすぐじゃない?
またドキドキしてくる。
楽しみにしてていいのかな。
いいんだよね、きっと。
この季節、帰り道で望める風景。
今のASKAさんに重なる。
ASKAさんがASKAさんを叶えていくために、
このまま
「イイ感じ」が続いていくといいなぁ。
もひとつ、さくら。
いつも通る道。
混んでるわけじゃなかったけど、
今日は抜け道から行ってみようと思い立った。
右へ曲がって、
ほんの少し進むと、
桜!
さくらだ、さくらだ、と
気分がパッと華やぐ。
空にとどけ!
と言わんばかりの勢いで、
張り張りの枝ぶりが力強い。
誰もいない、昼下がり。
とっても贅沢な気持ちになって、
車を停めて、しばしのお花見。
予定がちょっとくらいズレたって、
大丈夫。
まだ咲いていない、
もう散っちゃった、
今まさに満開、
空は繋がっているのに、
桜も、
天気も、
気持ちも、
いろいろ。
だけど、
ちょっとした寄り道が、
人生を変えることだってある。
頑張ってる人も、
元気のない人も、
ちょっとだけ、
一緒にお花見しませんか。
さくら。
はい、 咲きましたとも。
ただし、この写真は3月15日に撮ったものなんだけどね。
まだまだコートを手放せない寒さの中、
凛と佇む桜の木に、ハッとさせられた。
「春はもうすぐ来るから、大丈夫」
そう言ってもらったようで。
4月に入って、風景のあちこちでピンク色が目に飛び込むようになった。
こっちは、昨日通った道で見かけた桜。
助手席に乗っていた息子が撮ったので、ちょっとピンボケしているね。
車から降りて青い空を見上げたら、
ぐーっと伸びた枝の先の花と目が合った。
春は、
希望いっぱいだったり、感傷的だったり、
がむしゃらだったり、不安だったり、
新しい命が生まれたり、
大切な人が失くなったり、
年を追うごとにいろんな想いも重ねてきたけど、
それでも桜の花が咲くと、
「さくらだ、さくらだ」
と無邪気に心が明るくなる。
昨日は、
桜
↓
さくら
↓
寅さんの妹
↓
「じょーじゃんじゃないよ。」
じょーじゃんじゃないよ。 - aska_burnishstone’s diary
↓
ASKAさんの歌う「男はつらいよ」
と連想が伸びていった。
ASKAさんの歌手仲間、玉置浩二さんもカバーしていて、それがまた切なく、素晴らしい。
でも、玉置さんの「男はつらいよ」を聴くと、何故かいつも、ASKAさんが歌っている姿が浮かぶんだよね。
ビデオデッキをそのために購入して、もちろん全作観ているという、大の「寅ちゃん」ファンのASKAさん。
今度カバーアルバム出す時、もしくはライブで、是非歌ってほしい曲の1つだ。
いいと思うなぁ。
ドブに落ちても 根のある奴は
いつかは 蓮の花と咲く
「男はつらいよ」作詞:星野哲郎 作曲:山本直純
宮﨑 薫 『From Here』を聴いて。
柔らかな午後の陽射しの中、
3月30日にリリースされた、
宮﨑 薫さんのニューアルバム『From Here』を聴いた。
薫さんの歌は、彼女のラジオでの弾き語りや、昨年クリスマスに YouTube にUPされた「Last Christmas」などのカバーで時々聴いていたけど、オリジナル曲では「君と空」しか聴いたことがなかった。
3月に入って、Amazon であなたへのオススメ商品として『From Here』が表示されるようになり、アルバムのリリースを知った。
機会があれば聴いてみたいと思っていたぐらいだったけど、そのアルバムの紹介文と本人のコメントに強く心を打たれ、衝動的に予約してしまった。
俄然、彼女のアーティスト活動を応援したくなったのだ。
それでも、「とにかく聴いてみよう」
そのくらいの心構えだったような気がする。
ところが、
ゆったりとリラックスモードで聴きはじめた私に、いきなり一曲目から衝撃が走った。
ぶゎーっと鳥肌が立つ。
うわっ、うわっ、えっ、えっ、ちょっと待って。
ライブでは時々あるけど、CDを聴くだけではほとんど感じることのない感覚にうろたえる。
そこからはもう急速に、宮﨑薫さんの世界に引き込まれてしまった。
どこまでも心地よい、伸びやかで透明感のある声。
曲によって、パンチがあったり、可愛らしく転がったりと、自在に変わる表現力にとにかく驚かされる。
でもそれだけではない、音に込めた情熱、意気がバシバシ伝わってくる。
1.「ふたり」
歌い出しからギュッと心を掴まれる。
歌詞の隅々まで激しく共鳴し、震えが止まらなかった。
~痛みの重さじゃなく 共に苦しいから
認め合って許し合っていこう
この手をつないでふたり~
ここでの "ふたり” とは、恋人、友人、親子、自分と自分以外の全ての人、どの関係にも当てはまると思った。
2.「陽は昇る」
沈みかける気持ちを奮い立たせる、そんな力強さを感じる。
弱さ、強さを歌詞、ボーカルで豊かに表現している。海辺で夕陽が水平線に沈んでいく情景が浮かぶ。
~ねぇ あなたに連れられてきた海
ねぇ 神様は見捨てないよという~
3.「ふたりのシナリオ」
ギターサウンドが爽やかな アップテンポの曲。切ない気持ちが素直に表現されていて共感できる。
~涙がつたう頬 冷たいや 切ないや~
~あんまりじゃないの~
こういった表現で、心の模様がリアリティを持って伝わってくる。
4.「One-Sided Love」
サビの「好き~」の部分がいい、心地よく耳に残る。
送信ボタンを押して、告白しちゃえばどう?
あぁ、でもそんなこと、できるわけないよね…。
と、つい歌詞のストーリーに入り込んでしまった。
~君をひとりじめ 出来る時は
あの子のことで 悩んでる時~
5.「愛する人」
メロディー、歌詞、アレンジ、ボーカル、全てが最初から最後まで、とにかくかわいく、ポップに弾む。
コーラスに意外性があって、いいアクセントになっている。
~小さい手でぎゅっと 握る指
いっぱい伝えよう 人生の喜びを~
ここのメロディーの歌詞が、どれも心に染み入る。
6.「Look Back」
ちょっと懐かしさを感じる、大人っぽいワルツ調の曲。
葛藤や苦悩、それを丸ごと包み込もうとする優しさに、泣けてきた。
~どうしてだろう 夢ばかり求められ
上手くいかなければ 失敗と言われる
なぜだろう 私たちはそれを
恥ずかしい事だと思ってしまう~
7.「ふたり (Acoustic ver.)」
薫さんの澄みきったボーカルが際立つこのバージョン。歌声に身を任せているうちに、心がすーっと穏やかになっていく。
夢を見ているように過ぎた、あっという間の30分間。
YouTube の ダイジェストも数回聴いてはいたけど、アルバムを通して聴くとインパクトが全然違う。
もっともっと薫さんの歌を聴きたい、そう強く思わせる、詞、曲、そして歌声だった。
さらにいろんな色を醸し出すだろう、これからの期待も "大” な素晴らしいアーティスト、
「宮﨑薫」、
このアルバム『From Here』と出会えたことに、
感謝。
いつもそばに置いておきたい、宝物がひとつ増えて、上向きになった気分。
まだ聴いていない人にも、是非聴いてみて欲しいな。
私の周りの人には、何も言わずにさり気なく聴かせようと思っている。
「ここから」絶対、大好きになる。
※Amazon で CD を買える他、iTunes Store などで配信もされています。
※ ミュージシャン薫さんへのASKAさんの想い。
僕がこの年齢のときには、こんな歌、歌えなかったなぁ。 - aska_burnishstone’s diary
ASKAさんは、堂々と。
聴くだけで目の前の景色が明るくなる曲、
『元気か自分』。
その最後の最後、
歌詞カードには載っていないフレーズ。
何て歌っているんだろう…、と
ずっと気になっていた。
元気か自分 元気か自分♪
負っけるな xきよー
xxxx、xっきよう。
何度聴いてもはっきり聴こえない、
音を分解したくなる衝動を抱え悶々とする。
歌の全体の意味を考えて、
負けるな 生きよう
とにかく 生きよう
ということなのかな、とこじつけてみる。
でもこじつけたままでは、どうも納得がいかない、
特に大事な鍵となる歌詞のはず、と
ブログ内で、ファン友さんにそこを問うと、
「私も確信が持てないのだけど、
負けるな 生きよう
頑張れ 生きよう
なのかなぁ…?」、との返事。
あぁ、そうかも。
でもはっきりとした確信は持てていないのか。
ということは、
この部分を
ん~、どうなんだろう、
と思っている人は案外たくさんいるのかもしれない。
そう思って、その後他の方々の意見もあちこちで探してみると、
「負けるな キヨ
頑張れ キヨ、に聴こえるね」
というものが結構見つかった。
なるほど、素直に聴けば、そう聴こえる。
でも、ASKAさんが頑張れって言うかな?
どちらかというと、「頑張ろう」なんじゃないか。
それにアルバムに個人名を入れた、しかも自分にとっても相手にとってもデリケートだと思われる部分を、
こんなにはっきりとメッセージにするかな?
例えその気持ちがあっても、
実際そう歌っていたとしても、
ここは、そんな風にも聴こえる、という風に、敢えてもやもやにしておく箇所なのかもしれない。
最終的にはそう受け止めていた。
ところが、
4月1日
当初、そう歌うことは、物議を醸すのではないかと、ずいぶん迷ったのですが、 応援し合おうと言う意識が、強く芽生えましたので、 それを、マスメディアがどう扱おうとも、臆することはないとの気持ちで向かいました。
ライブでは、もっとハッキリ歌うつもです。
お互い、負けるな。 お互い、頑張ろう。
1時から取材、撮影です。 - aska_burnishstone’s diary
ASKAさんが語っているのは、
まさにこのもやもや部分のことではないか!
まさか!!
本当に?
やっぱりそうか。
ASKAさんは、凄い。
前より今の方が、もっと凄い。
その凄さの前に、ただただ敬服する。
いくら気持ちがあっても、それを表すことによって自分の立場が悪くなる可能性のある時は、とりあえず何もしない人がほとんどだろう。
ましてや、自分の状況がぐらぐら不安定な時はなおさら。
そして、それでいいのだ、とも思う。
わざわざ向かい風を作ることはない。
できるだけ、波風が立たない環境で、
自分の道を守ろう、実現しようとすることは、自然な生き方のように思える。
だから、
昨年、ASKAさんの状況が変わったことを受けて、アルバムへの参加を辞退したいという申し出があったということを知った時も、
それはそれで仕方のないことだ、と受け止めていた。
ファンの気持ちとしては、そこをなんとか乗り越えて欲しいとは思ったけど、
自分の意志だけではどうにもできない立場だったり、取らなくていいリスクは避けたいと思う心情だったり、様々な事情があることは十分理解できる。
そんな中でも、
ASKAさんの歌手仲間でエールを送り続けてくれている人もいる。
バンド仲間はコンプライアンスの壁をよじ登って、アルバム制作に喜んで参加してくれた。
ASKAさんの築いてきた人間関係の質の高さが分かる、絆の強さに胸が熱くなる。
みっともなく派手に転んだとしても立ち上がろうとする姿は輝いて見える。
自分も頑張ろうという励みになる。
ASKAさんは、まだまだ向かい風の中にいる。
音楽活動も思うようにはできない。
アルバムリリースは、その風が弱まる、もしくは追い風に変わるかもしれない、重要なポイントでもあったと思う。
その『Too many people』は、ASKAさん自身がまっすぐぶつかってくるような、そんな迫力を感じるアルバムだ。
そこに込めたれたメッセージ。
ここにきて、ライブではもっとハッキリ歌うつもりです、と明言する潔さ。
先のエントリーの、キングオブコメディ高橋さんへのエールも同じで、
なんとか立ち直って欲しい、一緒に頑張ろうというASKAさんの気持ちなのだろう。
ASKAさんが、闇の中に入り込んだ時、そこから抜け出そうとしていた時、その都度大きな支えとなり、力となったのが、
「待っている」、「また一緒にやろう」、「また歌を歌ってほしい」
といったような熱い声だった。
えぐられるような痛み、苦しみを、
人を信じる愛が、生きるエネルギーに変えてくれる。
それを知っているから、
「一緒に頑張ろう」という温かい心が生まれる。
人にもっと優しくなる。
今、それを堂々と表明できるASKAさん。
ASKAさんは本当に、
「水たまりを避けながら行くことが苦手」(信じることが楽さ)
みたいだ。
そして、
「冬の支度も出来てないけど歌を歌う」(In My Circle)
そんなASKAさんが、
たまらなくカッコいい。